全国津々浦々のネットワークを持ち、地域に根ざした金融サービスをお客さまに提供している当行にとって、人財は競争力・価値創造の「源泉」であり、「財産」です。当行では、人財を育て成長に結びつけることが何よりも企業価値向上のエンジンになるとの考えのもと、パーパス・経営理念・ミッションと連動した人事戦略を推進していきます。
具体的には、「成長を促す」×「能力を引き出す」×「多様性を活かす」という3つの柱の掛け算を通じて、多様な人財が活躍する「いきいき・わくわく」に満ちた会社を築き、企業価値向上を目指すべく「人事戦略の基本的考え方」を定め、人的資本経営の推進に取り組んでいます。
3つの柱の主体は、いずれも「社員一人ひとり」であると考えており、これには「社員一人ひとり」が働きがい・やりがいを持って、活躍してもらえるような会社を社員とともに築いていきたいという私たちの強い思いが込められています。
この3つの柱を軸に、「自律的社員の育成」、「専門人財の積極的採用」、「戦略的な人財配置」、「エンゲージメントの向上」、「ダイバーシティマネジメント」という5つの重要取組事項を設定しています。これまで、柔軟な働き方や男女を問わず育児休業取得が当たり前の組織風土、心理的安全性のある職場づくりを推進してきたことにより、社員の「働きやすさ」は大きく向上したと実感しています。そのうえで、次のステップとして、社員の「働きがい」を一層高めていくことが課題と捉えています。今後は社員一人ひとりの「働きがい」を高めることを強く念頭に置きながら、人事戦略の取り組みを進め、社員が「いきいき・わくわく」と活躍することのできる会社づくりに注力してまいります。
挑戦を通じて自ら成長する社員を育成し、その能力を最大限に発揮できる環境を整備します。
これにより、多様な人財が活躍する「いきいき・わくわく」に満ちた会社を社員とともに築き、
企業価値向上を目指します。