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「成長を支える」(3つの柱⑴)

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4つの事業戦略を支えるうえで、採用戦略および人材育成の高度化を進めるとともに、社員の自律的なキャリア形成支援に注力しています。
具体的には、リファラル採用・キャリア採用強化等、採用手法の高度化による多様な人材獲得に加え、事業戦略の推進に向け各分野で求められるスキル・経験の整理やサーベイを通じた社員スキルの可視化、これらを踏まえた育成施策により社員一人ひとりの専門性を高めています。
また、「みんなの声委員会 -ECHO- 」をはじめとする組織・部門横断プロジェクトへの参画、手挙げによるキャリアチャレンジ制度および年代別キャリア研修などを通じ、社員自らがキャリアを「考え」、「学び」、「実現する」機会を提供しています。
これらの取り組みにより、社員のキャリアオーナー意識の向上やキャリアを実現するための成長を支援しています。
こうした取り組みの積み重ねを通じて、事業戦略の実現を支えていきます。

図:経営基盤の高度化

事業戦略実現に向けた人材ギャップの解消

デジタルペイメント事業を実現する人材 -DX人材の育成-

AIをはじめとするテクノロジーの活用や、新たなビジネスの創出、サービス・業務の改善・改革により、競争優位の企業体質を実現するために、DX人材の育成に取り組んでいます。
DX研修を通じて学んだ新たな技術等を業務効率化に活かしていくとともに、デジタル技術を柔軟に活用し、お客さまのニーズに合う最適なサービスを提供するための組織力の強化に取り組んでいます。
デジタルペイメント事業に携わる人材においては、最先端技術の知見や社外事例の獲得および視座向上を目的としたコンソーシアムへの参画や、DXスキルアセスメントを活用した体系的な人材育成、ならびに助成制度を活用した資格取得の推進を通じた人材育成を進めています。
また、2025年度は本社全社員に対し、右図のLv1までの基本知識を取得するための研修を行い、2026年度はさらにデータ分析やデザイン思考などの研修を推進していきます。

図:デジタルペイメント事業を実現する人材 -DX人材の育成-

コンサルティング事業戦略 -お客さまの人生に伴走する人材の育成-

人生100年時代といわれる中、多様化するお客さまのニーズにお応えするため、商品・サービスや金融マーケット等に係る専門性の向上や、提案力・課題分析力の向上に向けた人材育成に取り組んでおります。
例えば、資産承継や相続対策等のお悩みに対応できるよう、eラーニングや研修を通じて専門スキルの向上を図っております。
また、社員の視野を広げるため、キャリアチャレンジ制度等を通じたフロントラインと本社間の人材交流に加え、投資信託商品の組成・運用を行うアセットマネジメント会社への出向も実施しております。

市場運用・アセットマネジメント事業を実現する人材 -プロフェッショナル人材の採用・育成-

市場運用体制の強化に向け、総合職の採用にマーケットコースを設け、新卒採用を行っています。年2回の仕事体験や社員とのコミュニケーションイベントを通じて、学生に市場部門の業務内容や役割への理解を深めてもらうとともに、認識のギャップを未然に防ぐことで、市場部門に適した人材の獲得に取り組んでいます。
入社後は、プロフェッショナル職社員を講師とした基礎知識習得のための研修に加え、市場部門各部署の業務や雰囲気を理解するためのデスクローテーション、キャリア検討を目的としたジョブローテーションによる複数部署の経験などを通じ、若手社員の育成に注力しています。また、業務内容の相互理解および部門間コミュニケーションの活性化を目的に、リスク管理等のミドル・バック部門と市場部門との間で人事交流を実施しています。

図:コンサルティング事業戦略 -お客さまの人生に伴走する人材の育成-

地域・企業ソリューション事業戦略を実現する人材 -他企業への派遣-

地域・企業ソリューション事業戦略を担う人材の育成に向け、地域PE投資に関する専門知識を得るとともに、異なる事業や組織文化等に対する理解を深め、多様な人材とのネットワークを構築する観点から、出向によるパートナー協業企業等(GP 等)への人材派遣、副業人材の受け入れなど他企業交流を積極的に行っています。
OJTを通じた社内育成に加え、こうした他企業交流を行うことにより、社員にとってこれまで携わった業務に対する新たな気付きを得る機会になるとともに、これまでと異なった視点から自身を見つめ直すきっかけとなり、社員のキャリア形成・成長の一助となっています。

地域PE投資関連の出向派遣数
グラフ:地域PE投資関連の出向派遣数

自律的キャリア形成の支援

個人の価値観やキャリアが多様化する中で、従来の会社主導の画一的な人材配置や人材育成を見直していく必要があると認識しています。当行では社員一人ひとりの自律的なキャリア形成を支援するため、「キャリアを考える機会の提供」、「キャリア開拓に係る学習機会の提供」、「キャリアを実現する機会の提供」の3つの観点から施策を展開しています。
また、コミュニケーションの深化や社員の自律的成長支援に繋がるよう1on1ミーティング等、上司・部下間で定期的に対話をする機会を設けています。

キャリアを考える機会の提供

自らのキャリアを考える機会として、全組織、全部署の仕事内容やキャリア形成支援策の紹介、実際に施策を利用した社員インタビュー等を掲載したキャリアデザインガイドブックの策定の他、漫画形式の解説コンテンツやキャリアタイプを診断する独自ツール(ゆうちょキャリアタイプ診断)、さらにゲーミフィケーションを取り入れたキャリア体験ツールを製作、導入しています。

2025年度から新たに配置されたキャリアアドバイザーがファシリテーターとなり、参加者同士の対話を通じて、「現在の仕事のやりがい」や「今後どのような成長を目指したいか」について考えるライフキャリアワークショップを実施しています。さらに、ワークショップで得た気づきや将来のキャリアイメージを整理し、次の行動につなげる機会として、キャリアアドバイザーとのキャリアトーク(面談)やフォローアップも実施しています。

  • キャリアタイプ診断ツール・キャリア体験ツール
    キャリアタイプ診断ツール・キャリア体験ツール
  • キャリア体験ツールを実施する様子
    キャリア体験ツールを実施する様子
キャリアデザインガイドブック

キャリア開拓に係る学習機会の提供

キャリアを切り開くため、社員が主体的に学習できる機会を提供しています。

全社員が利用できるeラーニング、通信教育、資格取得費用助成制度に加え、DX人材プログラム、セレクト型研修、企業派遣、他企業への出向、留学支援等により、自主的なキャリア形成支援策の拡充を図っています。

DX人材プログラム データ利活用の中核を担う人材を公募選抜型で育成
セレクト型研修 自ら学びたいテーマを選択する研修
大学院への留学 金融・経営・法律分野などに関する高度かつ専門的な知識を有した人材を派遣
eラーニング、通信教育、資格取得費用の助成 eラーニング(約300講座(内自宅からでもアクセス可能なeラーニング講座数約160講座))、通信教育講座(190講座)、資格取得費用の助成を実施
※eラーニングおよび通信教育講座数は2025年度実績

キャリアを実現する機会の提供

自分自身で描いたキャリアを選択、実行する機会として、幅広い年代の社員を対象とした社内公募による組織・部署異動が可能なキャリアチャレンジ制度を導入しております。キャリアチャレンジ制度の応募者数は、過去3年間、100名~200名程度で推移しております。
また郵政グループ間における、グループ横断社内公募、グループ内インターンシップを実施し、組織・会社を越えたキャリア形成を可能とするとともに、戦略的副業の積極的な推進に取り組んでいます。

研修、OJT、メンター制度

人事戦略の基本的考え方である「挑戦を通じて自ら成長する社員を育成し、その能力を最大限に発揮」するために、階層別研修は、各役職におけるスタンス(姿勢、役割意識)を学び、業務において実践する構成としています。

業務知識の習得においては、同じ部署の先輩社員等によるOJTを中心に、職能別研修等を実施しています。また、他部署の先輩社員等がメンターとなり、アドバイスを通してキャリア形成や職場適応ができるようサポートしています。

研修、OJT、メンター制度