当社のWebサイトは、スタイルシートを使用しております。
お客さまが使用されているブラウザは、スタイルシート非対応のブラウザか、スタイルシートの設定が有効になっていない可能性があります。そのため、表示結果が異なっておりますが、情報そのものは問題なくご利用いただけます。
ホーム > 金融犯罪にご注意ください! > 振り込め詐欺等の犯罪事例について
お客さまが振り込め詐欺の被害に遭うことのないよう振り込め詐欺の犯罪事例をご紹介します。
「振り込め詐欺」とは、その名のとおり親族等を装って架空の話を信じ込ませて、金融機関の窓口やATMで振り込みをさせる詐欺のことですが、次の4つに分類されます。
※1~3の詐欺による被害が増加しており、特に高齢者の方が狙われています。手口は、振込型が減少する一方で、現金受取型や現金送付型が増加し、被害額も高額になっています。
振り込め詐欺の典型的な手口で、親族を名乗る者がさまざまな理由を言って高額な金額の振り込みを依頼する手口です。以下のような流れで詐欺行為が行われます。
【お金が必要な理由に使われるフレーズ】
会社のお金を使い込んだ。監査でばれるとクビになる
友人の借金の保証人になった
株で失敗した
付き合っている女性を妊娠させた
電車の網棚に小切手が入った鞄を置き忘れた
警察官役の「架け子(電話を架ける役)」から「あなたの口座が悪用されていることがわかった。新しいキャッシュカードに変更するため、銀行協会の職員があなたの自宅に取りに伺うので、キャッシュカードを預けてほしい。また、手続きに必要なので暗証番号を教えてほしい」等と電話がかかってきます。
その後、銀行協会の職員になりすました「受け子(受取役の犯人)」が自宅を訪ねてきて、キャッシュカードを受け取ります。「受け子」は、そのままコンビニエンスストアや銀行のATMに行って現金を引き出したり、「出し子(さらに別の引出役の犯人)」にキャッシュカードを渡し、現金を引き出させたりします。
息子さんやお孫さんなどの親族をかたり、「携帯電話の番号が変わった」という事前の電話をかけてきてから、後日、「会社のお金を使い込んだ」、「株取引で失敗して借金をした」等と言って、比較的高額な現金を要求するところまでは、振込型の手口と同じですが、振込を要求するのではなく、「自宅まで取りに行くからお金を用意してほしい」等と要求してきます。その後、「自分は行けなくなったので、会社の同僚を行かせる」等と言って、本人ではない「受け子」が現金を取りに来ることに疑問を抱かせないようにする手口です。
このような現金受取型の詐欺は都市部で多く発生していましたが、最近では、息子さんやお孫さんなどをかたり、地方に住む親族に、新幹線や飛行機を利用して東京などの大都市まで現金を届けるよう持ちかける手口も増加してきています。
振込型の場合には、金融機関の社員などの説得で振り込みを思い留まり、被害を防止できることも多いのですが、現金受取型ではそれができないということで、近年被害が増加してきています。
オレオレ詐欺は、電話がかかってきた際に、本人しか知らない事を聞いたり、「確認する」、「折り返しこちらから電話する」などと言うことで、犯人に「この人は騙しにくい」と思わせ、被害を未然に防止することができます。
下記項目に一つでもあてはまる場合は、お手続き前にお近くの店舗、当行社員または警察官へご相談ください。
最近息子さんやお孫さんなどの親族から「携帯電話番号が変わった」と連絡があった。
最近息子さんやお孫さんなどの親族から「風邪をひいて声が変わった」と連絡があった。
携帯電話番号が変わったと連絡があったときに変更前の電話番号にかけ直して確認していない。
警察官や銀行協会職員を名乗る者から連絡があった。
振込先の口座名は知らない人だ。
この口座に振り込むのは初めてだ。
このお金は初めて会う人に手渡す。
振込・引出しの目的は次のようなものである。
※これらは代表的な例ですが、その他の目的の場合でも注意が必要です。
税務署、社会保険庁、区役所などの職員を名乗る者から、「税金の返還金(または医療費の還付金)があります」と言って電話がかかってきて、「以前、ご通知差し上げましたが、返信がありませんでしたのでお電話をしました」と言い、突然の電話ではないことを強調することで、お客さまを信用させようとします。
その後、「今日中に手続きをしなければ、期限が切れてしまいます」 等と言って焦らせ、「手続きするのでキャッシュカードと携帯電話を持ってお近くのATMに行ってください。ATMに着いたら受け取り方法をご説明します」とATMに行くように言ってきます。
そしてATMに着いたら、携帯電話で「これから振り込みますので【お振り込み】ボタンを押してください」、「今から言うお客様番号を入力してください」等と言って、言葉巧みにATMの操作手順を指示します。その通りに操作をすると、逆に犯人口座に自分の口座から多額のお金を振り込んでしまうというものです。
ATMの操作で金銭の送金を受けることはありません。ご家族や最寄りの警察、店舗または当行社員へご相談ください。
携帯電話・スマートフォンやパソコンに、以下のような文言が記載されたメールが届きます。
(ハガキが郵送される場合もあります)
「総合情報サイトの利用料金未納」
「サイトの無料期間が過ぎても退会の手続きがされていないので料金が発生した」
「支払わないと身辺調査を開始する、訴訟手続を開始する、自宅・会社へ訪問する」
不安になり、メール等の文中に連絡先として記載された電話番号に電話をすると、
「本日中であれば間に合う」
「延滞料金は毎日加算される」
「払わないと裁判になる」
「こちらにはあなたがアクセスしたログが残っている」
等と丁寧な口調で虚偽の説明をしてきます。さらに不安を煽ることで、表示してある料金のほか、延滞料、調査料、退会料などの名目で金額を上乗せして、多額の料金を請求してきます。
また、一度現金を振り込んでしまうと、騙しやすい相手だと思われ、さらに別の名目で料金を請求されたり、別業者からの請求の連絡が入るようになります。
身に覚えのない請求を求めるメールは無視をし、決して連絡を取らないでください。
また、最寄りの警察へご相談ください。
(犯人は無作為に大量のメールを送信しており、送った相手の個人情報を知っているわけではありませんので、無視をしていれば被害の発生を防ぐことができます。)
資金繰りに窮した個人や中小企業者に対して、ダイレクトメールやファックスなどで、「誰にでも融資する」、「簡単審査」、「担保不要」等と融資をうたってきますが、申し込んできた者に対して、融資するには、「保証金が必要」、「信用実績が必要」等と言ってお金を振り込ませて、振り込まれたお金を騙し取る手口です。実際に融資は行われません。
最近では、「東日本大震災の影響で売上げが減少するおそれのある中小企業に融資する」、「こんなときこそ日本復興を!全国の中小企業のみなさまへ低金利での融資」等と言って、あたかも震災により経営に被害を被った会社を救済するかのようにうたい、事務手数料や保証金等の名目で現金を騙し取られる被害が発生しています 。
この手口の犯人の中には、実在する金融機関や貸金業者、あるいはその関係会社を装い、商号、ロゴマーク、登録番号等を盗用するなどして極めて精巧に偽造した名刺等を使って融資を持ちかける場合があります。その中には、「当社の名前をかたる悪質な業者にご注意下さい」 などの文言を記載してあるものもあります 。
万一、犯罪が疑われる場合には、下記ゆうちょコールセンターへご連絡ください。また、併せて、最寄りの警察署にもご相談いただくようお願いいたします。
【お客さまのお問い合わせ先】
ゆうちょコールセンター 0120-108-420(通話料無料)
《 受付時間 》お問い合わせページでご確認ください
※携帯電話等からも通話料無料でご利用いただけます。
※IP電話等一部ご利用いただけない場合があります。