※「わたしのマチオモイ帖」 とは?
「わたしのマチオモイ帖」は、日本全国のデザイナー、写真家、イラストレーター、映像作家、コピーライター、編集者などのクリエイターが、自分にとって大切な町、ふるさとの町、学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、ガイドブックにものっていない各地の町で育まれた個人の想いを、小冊子や映像にして紹介する展覧会活動です。
この活動は2011年の震災の年に生まれました。「まちおこしは一朝一夕にはできないけれど、想うことなら誰にでもできる」、そうした故郷を想う一冊からはじまり、都市での大きな展覧会から、地域に根差したギャラリーや図書館、町の小さな本屋さんまで、大小さまざまな場所で、多くの人たちが語り、笑い、時には涙しながら共感の輪を広げています。
一帖、一帖、それぞれに作者のピュアな想いが詰まっています。世の中は変化しても、暮らす人たちのいとなみや、繋がりのよろこびは何も変わりません。私たちはマチオモイを通じて、各地で暮らす人たちのさまざまな想いを伝え、紡いでいきます。