地域に根差した金融機関であるゆうちょ銀行にとって、地域社会とのかかわりはきわめて重要です。地域の皆さまと共に歩んできた伝統を受け継ぎつつ、地域への資金の循環への取り組みや各地域の実情に応じた金融ニーズに応えることによって、地域経済の活性化、日本経済の発展に貢献していきます。
∑ビジネスとは、投資を通じて社会と地域の未来を創る法人ビジネスです。「ゆうちょらしいGP業務」、「ソーシング業務」、「投資先のマーケティング支援業務」を3本の柱としています。
「ゆうちょらしいGP業務」では、地域金融機関等と共創しながら、全国津々浦々のネットワークを有効に活用することにより、きめ細かく地域の資金ニーズを把握し、中長期的な目線で全国の企業に資本性資金を供給することに加え、投資先の成長・課題解決に向けて伴走することで支援してまいります。
あわせて、∑ビジネスの進展により、経済的リターンに加えて、地域経済活性化への貢献やCO2排出量削減等の効果も期待できることから、サステナビリティ推進も目指してまいります。
地域金融機関さまと連携し、「地域の金融プラットフォーム」の中核として、ゆうちょ銀行のATMネットワークの活用や事務の共同化など各地域の実情に応じた金融ニーズにも応えていきます。
全国一のATM設置数というネットワーク基盤を活かして、全国の地域金融機関と連携し、ゆうちょ銀行のATMのプラットフォーム化※1を推進します。
11か所の貯金事務センターの余剰能力を活用し、これまで金融機関ごとに行っていた事務の共同化を推進します。
ゆうちょ銀行は、中期経営計画の基本方針として「リテールビジネスの変革」や「Σ(シグマ)ビジネスの本格始動」を掲げ、
全国にある店舗ネットワークを活かしながら、デジタルサービスのご案内や資金ニーズの発掘など、地域に根ざした事業を実施しています。
これらの事業を支え、社会と地域の発展に貢献するための人財の確保・育成は重要な経営課題と認識しており、当行では「エリア基幹職」という採用区分を設け、地域(エリア)ごとの採用を実施し、各種研修など自律的社員として成長する機会を提供しています。
ゆうちょ銀行は、今後も地域ごとの人財採用・育成を実施し、地域経済の活性化にも寄与していきます。
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