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SDGs達成に向けた取り組み

日本郵政グループの取り組み

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年9月に「貧困に終止符を打ち、持続可能な未来を追求する」ことを掲げて国連総会で採択された世界共通の目標です。2030年までに地球規模の課題を解決するべく、17の目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットが示されています。
ゆうちょ銀行及び日本郵政グループは、国連グローバル・コンパクトに署名し、SDGs達成に向けて取り組んでいます。詳しくは、以下のページをご覧ください。

SDGs達成に向けた取り組み

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS 世界を変えるための17の目標

ゆうちょ銀行の取り組み

ゆうちょ銀行は、重点課題(マテリアリティ)に設定した「日本全国あまねく誰にでも『安心・安全』な金融サービスを提供」、「地域経済発展への貢献」、「環境の負荷低減」、「働き方改革、ガバナンス高度化の推進」のそれぞれで目標KPIを定め、取り組みを推進しています。また、全社員向けにサステナビリティに関する研修を実施し、社内における理解浸透を推進しています。
SDGsとゆうちょ銀行の重点課題(マテリアリティ)、取り組み、目標KPIの関係は下記の通りです。

ゆうちょ銀行「中期経営計画(2021年度~2025年度)」における取り組みと目標KPI

重点課題(マテリアリティ)と
関連するSDGs
課題解決に向けた主な取り組み 目標KPI(2025年度)
日本全国あまねく誰にでも「安心・安全」な金融サービスを提供
3 すべての人に健康と福祉を9 産業と技術革新の基盤をつくろう10 人や国の不平等をなくそう16 平和と公正をすべての人に
  • 全国の郵便局ネットワークの活用
  • 安心・安全を最優先に、すべてのお客さまが利用しやすいデジタルサービスの拡充
  • オープンな「共創プラットフォーム」の構築
  • お客さまに一層寄り添ったコンサルティング
  • 通帳アプリ登録口座数:1,000万口座
    (2022年3月末実績 481万口座)
  • つみたてNISA稼働口座数:40万口座
    (2022年3月末実績 17万口座)
地域経済発展への貢献
8 働きがいも経済成長も9 産業と技術革新の基盤をつくろう10 人や国の不平等をなくそう11 住み続けられるまちづくりを
  • 多様な枠組みを通じた地域への資金循環
  • 「地域の金融プラットフォーム」として、各地域の実情に応じた金融ニーズに対応
  • 地域リレーション機能の強化
  • 地域活性化ファンド出資件数:累計50件
    (2022年3月末実績 累計39件)
  • 事務共同化金融機関数:約20金融機関
    (2022年3月末実績 累計5金融機関)
環境の負荷低減
13 気候変動に具体的な対策を14 海の豊かさを守ろう15 陸の豊かさも守ろう17 パートナーシップで目標を達成しよう
  • TCFD※1提言に沿った取り組み強化
  • ペーパーレス化推進、CO2排出量削減
  • ESG投資の推進
  • CO2排出量削減率:▲46%(2030年度目標/2019年度比)
    (2021年度実績 ▲9.9%)
  • ESGテーマ型投資残高:4兆円
    (2022年3月末実績 約2.1兆円)
働き方改革、ガバナンス高度化の推進
3 すべての人に健康と福祉を4 質の高い教育をみんなに5 ジェンダー平等を実現しよう10 人や国の不平等をなくそう
  • 社員の働きがい向上
  • ダイバーシティマネジメントの推進
  • 柔軟な働き方の拡大、ハラスメントの根絶
  • 独立性・多様性・専門性のバランスの取れた取締役会の構成
  • 女性管理職比率:20%(2026年4月まで)※2
    (2022年4月時点 16.6%)
  • 育児休業取得率:100%(性別問わず)
    (2021年度実績 100%)
  • 障がい者雇用率:2.7%以上
    (2021年6月時点 2.71%)
※1:
Task Force on Climate-related Financial Disclosures の略。気候変動に関する企業情報開示の充実を目的として、主要国の中央銀行・金融監督当局等の代表が参加する金融安定理事会の提言のもと設立された組織。
※2:
日本郵政グループの目標:2031年4月1日の本社における女性管理者比率30%

SDGsの理念「誰一人取り残さない」ための取り組み

全国津々浦々のお客さまがゆうちょ銀行をご利用いただけるよう、全国約24,000の郵便局ネットワークを通じて、貯金や送金サービスを提供しています。また、高齢、病弱などのため窓口に出向いて年金を受け取ることに不自由されている受給者の方に、年金や恩給をご自宅までお届けする「年金配達サービス」を取り扱っており、邦銀隋一のネットワークやこれらのサービスを通じて、地域社会になくてはならない社会的インフラとしての役目を果たしています。

さらに、誰もがゆうちょ銀行をご利用しやすいよう、口座開設にあたって入金(お預入れ)や手数料等を不要としています。外国人の方でも日本国内に居所があれば口座を開設することができ、口座開設にあたっての注意点をまとめた「口座開設を申し込まれる外国人のお客さまへ」を、ゆうちょ銀行WEBサイト上でご用意しています(英語、中国語、ベトナム語等の14言語)。

ゆうちょ銀行は、日本の総人口数に匹敵する1億2,000万口座を有しており、全国の皆さまがあまねく利用する最も身近な銀行として、これからもお客さまに各種サービスを提供していきます。

年金配達サービス

口座を開設される外国人のお客さまへ

出所:
全銀協HP「全国銀行財務諸表分析(全国銀行資本金、店舗数、銀行代理業者数、役職員数一覧表)」国内本支店・出張所の合計(2021年9月末時点)