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コーポレートガバナンス体制

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体制の全体像

ゆうちょ銀行では、意思決定を迅速に行い、かつ、経営の透明性向上を図るため、指名委員会等設置会社の制度を採用しています。取締役会並びに法定および任意で設置する各委員会が経営を確実にチェックできる体制としています。

コーポレートガバナンス体制図

監督機能

(2026年7月1日現在)

  役割と構成
(2026年7月1日現在)
主な議題・運営状況
(2025年度)
開催回数
(2025年度)
1取締役会
取締役会は、14名(うち女性5名)の取締役で構成され、14名のうち、9名は社外取締役、2名は社内非業務執行取締役および3名は社内取締役となります。多様な経験・知見を持つ取締役によって、経営の監督機能を担っています。 2025年度においては、年度経営計画の策定、新・中期経営計画の策定に向けた検討、コンプライアンス態勢、人的資本経営および自己株式の取得等の資本政策等、経営戦略上の重要案件や郵便局で発覚した非公開金融情報の不適切な利用等について議論を行いました。また、業務の適正を確保する観点から、業務執行に対する適切な監督を行っております。 16回
2指名委員会
指名委員会は、取締役5名(うち社外取締役3名)で構成し、取締役の選任および解任に関する基準を決定します。また、株主総会に提出する取締役の選任または解任に関する議案の内容を決定します。 2025年度においては、取締役候補者の決定を行うとともに、次期取締役候補の選任に向けて継続的に議論を行いました。また、社長後継者計画等についても継続的に議論を行いました。 7回
3報酬委員会
報酬委員会取締役4名(うち社外取締役3名)で構成し、執行役および取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針を決定します。また、執行役および取締役の個人別の報酬等の内容を決定します。 2025年度においては、執行役および取締役の個人別の報酬ならびに、執行役の業績連動報酬について決定しました。そのほか、役員の報酬水準等について議論を行いました。 6回
4監査委員会
監査委員会は、取締役5名(うち社外取締役4名)で構成し、執行役および取締役の職務の執行の監査ならびに監査報告書の作成をします。また、株主総会に提出する会計監査人の選任および解任ならびに会計監査人を再任しないことに関する議案の内容を決定します。 2025年度においては、内部統制システムの改善、事業の維持・発展に向けた取り組み等を重点的に監査しました。特に、郵便局における非公開金融情報の不適切な利用事案および部内犯罪事案を受けた再発防止策の浸透等、内部管理態勢の強化の取組状況を注視しています。 14回
5リスク委員会(任意委員会)
リスク委員会では、取締役3名(うち社外取締役2名)、外部専門家1名で構成し、取締役会の諮問機関として、リスク管理状況等に関する重要事項を審議し、取締役会に報告または助言します。 2025年度においては、当行のリスク特性を踏まえ、市場・ALM関連およびシステム関連のリスクについて審議しました。特に、運用計画とその検証結果、サイバーセキュリティ態勢やシステム更改の検討状況等を審議し、そのうち重要な事項について取締役会に報告または助言しました。 6回
  役割
独立社外取締役会議 独立社外取締役が、独立した客観的な立場に基づき、当行の経営上重要な課題およびガバナンスに関する重要な事項について、情報交換・認識共有することを目的としています。なお、当行は、社外取締役全員を東京証券取引所の定める独立役員として指定しております。

業務執行機能

  役割
6経営会議
代表執行役社長の諮問機関として経営会議を設置し、業務の執行に関する重要な事項について協議を行っています。
7内部統制会議
代表執行役社長の諮問機関として内部統制会議を設置し、法令等遵守などの内部統制に関する最重要事項について協議を行っています。
8専門委員会
専門的な議論が必要な事項については、経営会議の諮問機関である以下の専門委員会にて協議を行っています。
  コンプライアンス委員会 コンプライアンス態勢、コンプライアンス・プログラムの策定およびそれらの進捗状況などに関する協議・報告を行います。
リスク管理委員会 リスク管理の枠組みに関する事項として、リスク管理態勢・運営方針の策定およびリスク管理の状況などに関する協議・報告を行います。
ALM委員会 ALMの基本計画・運営方針の策定や管理項目の設定およびそれらの進捗状況などに関する協議・報告を行います。
サステナビリティ委員会 サステナビリティに関する活動計画の策定およびそれらの進捗状況などに関する協議・報告を行います。
情報開示委員会 情報開示の適正性・有効性を確保するため、情報開示に係る基本方針の策定や開示内容および開示推進状況の協議・報告を行います。
みんなの声委員会 -ECHO- 「お客さまの声」および「社員の声」を基にした、お客さま本位の業務運営に係る方針・計画の策定およびそれらの進捗状況などに関する協議・報告を行います。
Σビジネス戦略委員会 地域プライベートエクイティ投資及び地域金融機関等との連携に関する協議・報告を行います。

ゆうちょ銀行のコーポレート・ガバナンスの特徴(2026年7月1日現在)

社外取締役の比率:14名中9名、全体の64%。取締役会の男女比率:14名中女性5名、女性は全体の36%

取締役会

スキルマトリックス

取締役会は多様な知識・経験・能力等を持つ取締役を構成メンバーとしております。

(2026年7月1日現在)

名前 経験・専門性 委員会の所属状況
経営(企業経営) 法務・コンプライアンス・リスクマネジメント 財務・会計 金融・市場運用 IT・DX 営業・マーケティング 人材育成 サステナビリティ 指名委員会 報酬委員会 監査委員会 リスク委員会(任意委員会)
社外取締役 山本 謙三                
中澤 啓二            
佐藤 敦子              
天野 玲子                  
加藤 茜愛                
森 重樹            
毛呂 准子                
中山 孝雄                  
三澤 智光              
社内非業務執行取締役 根岸 一行            
一木 美穂              
社内取締役 笠間 貴之              
矢野 晴巳                
小方 憲治                
外部専門家 山岡 浩巳 フューチャー株式会社 取締役グループCSO&CCO      
※:
★は委員長を示しています。

取締役候補者指名理由

役職等 氏名 理由
取締役 笠間 貴之 笠間貴之氏を取締役候補者とした理由は、同氏は当行市場部門等において要職を歴任するとともに、当行代表執行役社長として経営を担っており、その豊富な経験と実績を活かして、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
取締役 矢野 晴巳 矢野晴巳氏を取締役候補者とした理由は、同氏は当行コーポレートスタッフ部門等において要職を歴任するとともに、当行代表執行役副社長として経営を担っており、その豊富な経験と実績を活かして、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
取締役 小方 憲治 小方憲治氏を取締役候補者とした理由は、同氏は日本郵政株式会社等において要職を歴任するとともに、当行代表執行役副社長として経営を担っており、その豊富な経験と実績を活かして、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
取締役 根岸 一行 根岸一行氏を取締役候補者とした理由は、同氏は日本郵便株式会社等において要職を歴任するとともに、当行の親会社である日本郵政株式会社の常務執行役として日本郵政グループの経営に携わっており、その豊富な経験と実績を活かして、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
取締役 一木 美穂 一木美穂氏を取締役候補者とした理由は、同氏は日本郵便株式会社において要職を歴任するとともに、当行の親会社である日本郵政株式会社の常務執行役として日本郵政グループの経営に携わっており、その豊富な経験と実績を活かして、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
社外取締役 山本 謙三 山本謙三氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は長年にわたり日本銀行の要職を歴任し、その経歴を通じて培った金融市場・金融システムに関する豊富な経験・見識を活かして、社外取締役として、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
社外取締役 中澤 啓二 中澤啓二氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は長年にわたり株式会社の要職を歴任し、その経歴を通じて培った財務・会計等に関する豊富な経験・見識を活かして、社外取締役として、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
社外取締役 佐藤 敦子 佐藤敦子氏を社外取締役として選任した理由は、同氏はゴールドマン・サックス証券会社の要職及び大学教授等を歴任し、その経歴を通じて培った市場運用・リスク管理、人材育成などに関する豊富な経験・見識を活かして、社外取締役として、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
社外取締役 天野 玲子 天野玲子氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は長年にわたり株式会社や国立研究開発法人等の要職を歴任し、その経歴を通じて培ったリスク管理等に関する豊富な経験・見識を活かして、社外取締役として、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
社外取締役 加藤 茜愛 加藤茜愛氏を社外取締役として選任した理由は、同氏は長年に亘り人材育成コンサルタント等として活動し、その経歴を通じて培った人材育成等に関する豊富な経験・見識を活かして、社外取締役として、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるためであります。
社外取締役 森 重樹 森重樹氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は長年にわたり株式会社の経営に携わり、特に企業経営・リスクマネジメント等に関する経験を有しております。
それらの経歴を通じて培った経営の専門家としての豊富な経験・見識を活かして、当行の経営基盤の強化やサステナビリティ等、中長期的な企業価値向上に貢献していただけるものと判断しております。
これらの理由により、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるため、社外取締役候補といたしました。
社外取締役 毛呂 准子 毛呂准子氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は長年にわたり株式会社のチーフ・ヒューマン・リソース・オフィサー(CHRO)等の要職を歴任し、人材育成・マーケティング等に関する経験を有しております。
それらの経歴を通じて培った豊富な経験・見識を活かして、当行の経営基盤の強化やサステナビリティ等、中長期的な企業価値向上に貢献していただけるものと判断しております。
これらの理由により、当行の取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるため、社外取締役候補といたしました。
社外取締役 中山 孝雄 中山孝雄氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は長年にわたり法曹の職を歴任しており、それらの経験を通じて培った法律の専門家としての豊富な経験・見識を生かして、当行の経営基盤の強化やサステナビリティ等、中長期的な企業価値向上に貢献していただけるものと判断しております。
これらの理由により、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるため社外取締役といたしました。
社外取締役 三澤 智光 三澤智光氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は長年にわたり株式会社の会社経営に携わり、特に企業経営・IT・DX等に関する経験を有しております。
それらの経験を通じて培った経営等の専門家としての豊富な経験・見識を活かして、当行の経営基盤の強化やサステナビリティ等、中長期的な企業価値向上に貢献していただけるものと判断しております。
これらの理由により、当行取締役会の意思決定機能及び監督機能の強化に十分な役割を果たすことが期待できるため社外取締役といたしました。

独立役員指定基準

当社は、次のいずれにも該当しない社外取締役の中から、東京証券取引所の定める独立役員を指定する。

  1. 過去に日本郵政グループの業務執行者であった者
  2. 過去に当社の親会社の業務執行者でない取締役であった者
  3. 当社を主要な取引先とする者又はその業務執行者等
  4. 当社の主要な取引先である者又はその業務執行者等
  5. 当社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得、又は得ていたコンサルタント、会計専門家又は法律専門家(当該財産を得ている者が法人、組合等の団体である場合は、当該団体に所属する者又は過去に所属していた者)
  6. 当社の主要株主(法人である場合には、当該法人の業務執行者等)
  7. 次に掲げる者(重要でない者を除く。)の配偶者又は二親等内の親族
    (1)前記1から6までに掲げる者
    (2)日本郵政グループ(当社を除く)の業務執行者
    (3)当社の親会社の業務執行者でない取締役
  8. 当社の業務執行者等が社外役員に就任している当該他の会社の業務執行者 等
  9. 当社から多額の寄付を受けている者(当該寄付を受けている者が法人、組合等の団体である場合は、当該団体の業務執行者等又はそれに相当する者)

別記

  1. 本基準における用語の意義は、次に定めるところによる。
    日本郵政グループ 当社、当社の親会社、当社の子会社及び当社の兄弟会社
    業務執行者 会社法施行規則第2条第3項第6号に規定する業務執行者
    業務執行者等 業務執行者又は過去に業務執行者であった者
    当社を主要な取引先とする者 過去3事業年度における当社からその者への支払の年間平均額が、その者の過去3事業年度の年間平均連結総売上高の2%以上である者
    当社の主要な取引先である者 過去3事業年度におけるその者から当社への支払の年間平均額が、当社の過去3事業年度の年間平均連結経常収益の2%以上である者
    多額の金銭 個人:過去3事業年度において年間平均1,000万円以上の金銭
    団体:過去3事業年度における当社からその者への支払の年間平均額が、その者の過去3事業年度の年間平均連結総売上高の2%以上である場合の金銭
    主要株主 金融商品取引法第163条第1項に規定する主要株主
    多額の寄付 過去3事業年度において年間平均1,000万円以上の寄付
  2. 独立役員の属性情報に関し、独立役員に係る取引又は寄付が次に定める軽微基準を充足する場合は、当該独立役員の独立性に与える影響がないと判断し、独立役員の属性情報の記載を省略する。
    (1)取引
    • ① 過去3事業年度における当社から当該取引先への支払の年間平均額が、当該取引先の過去3事業年度の年間平均連結総売上高の1%未満
    • ② 過去3事業年度における当該取引先から当社への支払の年間平均額が、当社の過去3事業年度の年間平均連結経常収益の1%未満
    (2)寄付

    当社からの寄付が、過去3事業年度において年間平均500万円未満

社外取締役のサポート体制

当行は、取締役会の実効的かつ円滑な運営の確保、特に社外取締役による監督の実効性を高めるため、取締役に対して、次の対応を行っています。
また、取締役会を効果的かつ効率的に実施するための運営支援ならびに社外取締役との連絡・調整等のため、取締役会室を設置し、適切な人員を配置しています。

1.時間的余裕を持った年間スケジュールの調整

2.重要情報の適時的確な提供、経営・業績にかかるデータの随時更新

3.議案の内容等の十分な事前説明および事前の検討時間の確保

4.取締役会における質疑時間の確保

5.ITツールを活用した会議開催、会議資料等のDX化

社外取締役への情報提供

1. スムーズな取締役会の運営に向けた取り組み

社内取締役と社外取締役の間の情報の非対称性を解消し、取締役会における議論を活性化することを目的として、取締役会に先立ち資料を配付し、所管部署による事前説明を実施しています。
また、取締役会で述べられた意見や提案については、関係各部と調整し適切に対応状況を管理するとともに、経営会議等の資料や議事録を提供し、執行側での議論・検討状況を随時確認できる環境を整備しています。

2. 事業所等の視察

当行業務に対するより具体的かつ実践的な視点を持つことを目的とし、当行の施設等に対する視察を行っています。
2025年度は、複数のエリアを訪問し、直営店・郵便局の窓口業務のほか、事務処理を行う貯金事務センターにおける業務の自動化・電子化推進の様子や、郵便局への営業・事務支援を行うパートナーセンターにおける生成AIの活用の様子等を視察しました。
さらに、実際の業務運営や課題等について、さまざまな社員との意見交換を行いました。

3. 研修・勉強会等の実施

社外取締役を含む経営幹部に対し、その期待される役割・責務が適切に果たされるよう、当行の事業内容、課題、経営戦略等についての理解を深め、必要な知識を習得することを目的とし、研修等を実施しています。
また、独立社外取締役に対しては、独立社外取締役会議等の機会を活用し、当行の業務に関する勉強会を実施し、より効果的に当行の経営を監督できるよう支援しています。
さらに、取締役からの要望により、興味・関心の高いテーマ等について個別に説明する機会を設けています。

主な研修等のテーマ(2025年度)

テーマ 研修等の内容
株主総会、IR 株主総会における登壇役員の留意点等についての弁護士による研修や、IR活動・経営戦略等についての外部講師による勉強会を実施
サイバーセキュリティ サイバー攻撃等のリスクに関する意識啓発の観点から、サイバーセキュリティ対策及びインシデント対応について、外部講師による研修を実施
マネー・ローンダリング、テロ資金供与及び拡散金融対策 マネー・ローンダリング等に係るリスク管理態勢整備の一環として、外部講師による研修を実施
システム・デジタルサービス等 当行のシステムや各種アプリを含むデジタルサービス等に関する理解を深めるため、勉強会を実施

上記の研修等のほか、新任社外取締役に対して、主な業務(経営計画、市場運用、リスク管理、コンプライアンス等)についての個別説明機会を設ける等、取締役へのサポート充実に努めています。
また、外部専門家を委員として招聘しているリスク委員会には、委員以外の取締役も陪席可能としており、監査委員に加えて他の取締役も陪席しております。

サクセッションプラン

当行では、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目的として、代表執行役社長等の後継者計画について、指名委員会で審議しています。
指名委員会では、当行が目指す姿を踏まえ、価値観・資質および能力の観点から、あるべき社長・CEO像を明確にし、客観的な評価基準を定めたうえで、外部機関による個人評価や多面評価も参考にしつつ、議論を重ねてきています。
また、あるべき社長・CEO像の評価基準等に照らして、後継者計画につながるよう人財育成に取り組んでいます。

代表執行役社長の選任プロセス
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執行役の選解任・取締役候補者の指名

執行役の選解任および取締役候補者の指名を行うにあたっての方針・手続きについては、「執行役選解任基準」および「取締役候補者指名基準」を定めています。

役員報酬

役員の報酬等の額またはその算出方法に係る決定に関する方針

当行の取締役および執行役の報酬については、報酬委員会が「取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針」を次のとおり定め、この方針に則って報酬額を決定しています。

1. 報酬体系

1.取締役と執行役を兼務する場合は、執行役としての報酬を支給する。

2.当行の取締役が受ける報酬については、経営等に対する責任の範囲・大きさを踏まえ、職責に応じた確定金額報酬を支給するものとする。

3.当行の執行役が受ける報酬については、職責に応じた基本報酬(確定金額報酬)、短期インセンティブである賞与及び中長期インセンティブである株式報酬(業績非連動型及び業績連動型)を支給するものとし、業績目標の達成及び持続的な成長に向けた健全なインセンティブとして機能する仕組みとする。

2. 取締役の報酬

取締役の報酬については、経営の監督という主たる役割を踏まえ、職責に応じた一定水準の確定金額報酬を支給し、その水準については取締役としての職責の大きさ及び各委員会における役割並びに当行の現況を考慮して相応な程度とする。

3. 執行役の報酬

執行役の報酬については、役位によって異なる責任の違い等を踏まえ、その職責に応じた一定水準の基本報酬(確定金額報酬)、短期インセンティブである賞与及び中長期インセンティブである株式報酬(業績非連動型及び業績連動型)を支給する。
基本報酬の水準については執行役の職責の大きさと当行の現況を考慮して相応な程度とする。
賞与については、単年度の業績目標の着実な達成を促すインセンティブとして機能するよう、職責に応じた基準額に個人別評価に基づく係数及び経営計画の達成状況等に応じて変動する係数を乗じて算出される金銭を毎年付与する。
株式報酬については、中長期的な企業価値の向上及び持続的な成長に向けた健全なインセンティブとして機能するよう、職責に応じた定額のポイントを毎年付与するとともに、職責に応じた基本ポイントに経営計画の達成状況等に応じて変動する係数を乗じて算出されるポイントを中期経営計画の最終年度終了後に付与し、退任時に累積されたポイントに応じた株式を給付するものとする。ただし、そのうちの一定割合については、株式を換価して得られる金銭を給付するものとする。
なお、特別な業務知識・技能が必要な分野を担当する執行役であって、その職責に応じた報酬によっては他社において当該分野を担当する役員が一般に受ける報酬水準を著しく下回ることとなる者については、職責に応じた報酬に代え、他社の報酬水準を参考とした報酬とすることができる。

役員報酬体系図
※1:
通帳アプリ登録口座数、NISA口座数に基づき評価。
※2:
リスク性資産残高、戦略投資領域残高、RORA(Return on Risk-Weighted Assets)に基づき評価。
※3:
国内GP関連投資確約額に基づき評価。
※4:
経営基盤の強化等に関する項目として、ESGテーマ型投融資残高、主要ESG評価機関(FTSE、MSCI、CDP、S&P CSA)の評価、女性管理者数比率、障がい者雇用率、男性育児休業取得率(4週間以上)、従業員エンゲージメント指標に基づき評価。経営基盤の強化等の短期業績連動に占める評価ウエイトは、15%です。経営基盤の強化等に関する指標は、代表執行役社長を含む全執行役に適用されています。
※5:
お客さま本位の業務運営、DX推進、人的資本経営等、企業価値向上に資する特に顕著な取り組みに限り加算。
※6:
システムトラブル、コンプライアンス違反の状況等に基づき減点。
経営基盤の強化等 気候変動関連 評価ウエイト
ESGテーマ型投融資残高 3%
主要ESG評価機関(FTSE、MSCI、CDP、S&P CSA)の評価 3%
女性管理者比率   3%
障がい者雇用率   2%
男性育児休業取得率(4週間以上)   2%
従業員エンゲージメント指標   2%
  15%
(補足)
気候変動に関連した指標は、「ESGテーマ型投融資残高」と「主要ESG評価機関の評価」になります。
ESGテーマ型投融資残高は、気候変動の緩和・適応を資金使途としたESG債などへの投融資残高に関する目標です。
主要ESG評価機関の評価は、気候変動に関するものが含まれており、当行の気候変動への取り組み状況を客観的に評価するものです。

役員報酬へのESG評価項目組み入れ

経営全般や各部門の業務推進にあたって、単年度業績等の短期の目線だけでなく、当行の長期的・持続的な成長に向けた取組みにも健全なインセンティブを付与する観点から、2021年度より、執行役の報酬にサステナビリティ経営の推進状況を反映しています。
評価項目については、毎年度、外部環境や当行内部環境の変化に応じて、必要な見直しを実施予定です。

役員区分ごとの支給人数、報酬等(2025年度)

(百万円)

区分 支給人数 報酬等  
基本報酬 株式報酬 賞与 退職慰労金 その他
業績非連動型 業績連動型 業績連動型
取締役 13名 153 153 0
執行役 27名 1,076 650 87 139 181 14 3
40名 1,230 804 87 139 181 14 3
(注)

1.記載金額は、単位未満を切り捨てて表示しています。

2.取締役と執行役の兼務者に対しては、取締役としての報酬等は支給していません。

3.取締役の支給人数は、無報酬の取締役2名を除いています。

4.当年度中に退任した取締役3名、執行役1名および当年度末に辞任した執行役2名に係る報酬等を含んでおります。

5.株式報酬および賞与には、当年度に費用計上した金額を記載しております。

6.役員退職慰労金制度は2013年6月に廃止していますが、引き続き在任する役員に対しては、制度廃止までの在任期間に係る役員退職慰労金を退任時に支給することとしています。