ページの先頭です
ヘッダへ メインメニューへ 本文へ

当社のWebサイトは、スタイルシートを使用しております。

お客さまが使用されているブラウザは、スタイルシート非対応のブラウザか、スタイルシートの設定が有効になっていない可能性があります。そのため、表示結果が異なっておりますが、情報そのものは問題なくご利用いただけます。

ヘッダの先頭です

ホーム企業情報経営理念・経営戦略 > 社長メッセージ

社長メッセージ

池田憲人 取締役兼代表執行役員社長 正面の写真

3つのビジネス・エンジンを稼働させ、	ESG経営を推進してまいります。

当行を取り巻く経営環境は、人口減少・超高齢社会、地域経済の縮小、デジタル革命の進展、足許ではインフレ高進を受けた米欧中銀の急速な金融引き締め等、大きく変化しております。

こうした環境変化に機動的に対応しながら、「お客さまと社員の幸せを目指し、社会と地域の発展に貢献する」というパーパス、「お客さまの声を明日への羅針盤とする「最も身近で信頼される銀行」を目指す」という経営理念及び、中期経営計画で定めた3つのミッションのもとで、企業価値向上と社会課題解決の両立を目指すESG経営を推進してまいります。

中期経営計画の3年目にあたる2023年度は、不確実性の高い市場環境のなか、収益の最大の源泉である「マーケットビジネス」で着実に利益の確保に努めるとともに、安定性の高い強固な事業基盤の構築に向けて、「リテールビジネス」のさらなる強化と、新たな成長エンジンと考えている「新しい法人ビジネス(Σ(シグマ)ビジネス)」の基盤構築に注力してまいります。

第1のエンジン「リテールビジネス」については、「リアルとデジタルの相互補完」という基本方針のもと、店舗ネットワークは維持しつつ、セルフ型営業店端末「Madotab」やATMの高機能化、通帳アプリ、家計簿アプリの機能拡充等、セルフ取引チャネルやデジタルチャネルの充実を図るとともに、お客さまがより「かんたん・べんり」に取引を行えるよう、お客さまのニーズに応じて丁寧なご案内を行います。また、新しいリテールビジネス戦略として、多様な事業者と連携し、通帳アプリや家計簿アプリ経由で、お客さまのニーズに合った最適な商品・サービスのご案内を行う「共創プラットフォーム戦略」に段階的に着手します。さらに、資産形成サポートビジネスについては、2024年からのNISA制度の拡充も踏まえ、つみたてNISAをはじめ、お客さまへの提案力強化を図ります。

第2のエンジン「マーケットビジネス」については、長らく低位で推移してきた国内金利が上昇に転じる可能性も見据え、円金利ポートフォリオを機動的に再構築してまいります。また、リスク耐性強化の観点から、クレジット資産については引き続き投資適格領域を中心に投資するほか、戦略投資領域については市場変動への耐性が相対的に高いデット(債券)系商品を中心に、優良ファンドへの選別的な投資を実行し、安定的な収益確保に努めます。

第3のエンジン「Σビジネス」については、2026年度以降の本格展開に向けて、2022年10月から2024年9月末までの2年間をパイロット期間と位置づけ、推進基盤整備に取り組むとともに、GP業務の本格化に向けた国内GP関連投資の強化やマーケティング支援先の着実な拡充に努めます。

これら3つのビジネスを成功させるため、中期経営計画と連動した人事戦略を推進しています。具体的には、挑戦を通じて自ら成長する社員を育成し、その能力を最大限発揮できる環境を整備することで、多様な人財が活躍する「いきいき・わくわく」に満ちた会社を築いていきます。

当行はこれからも、ステークホルダーの皆さまとしっかりと対話しながら、事業を通じてサステナビリティに関する取り組みを強化することでさらなる成長を実現し、中長期的に持続可能なビジネスモデルの確立を目指してまいります。引き続き、ますますのご支援・ご高配を賜りますようお願い申し上げます。

2023年7月

株式会社ゆうちょ銀行取締役兼代表執行役社長 池田憲人

ページの先頭へ